怖い民話、昔話

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ある村の庄屋の家から小豆が盗まれる事件が起こった。
庄屋は激怒し探し回ったところ、ある水のみ百姓の家の女の子が
まりを突きながら「昨日の夜は赤いまんまを食べた」と歌っていた。
水のみ百姓は庄屋の家に連れて行かれ、庄屋と村人たちに激しく糾弾される。

無実を訴える百姓は「娘を連れてきてくれ」と頼む。
そして連れてこられた娘の腹を、庄屋・村人たちの前で鎌でかっさばく。
息絶えた娘の腹からは赤いカエルがコロコロと転がり落ちた。

とある会社社長の妻が殺された。社長は双子の娘の妹の方と一緒に別荘に行っており、
姉の方は処方された睡眠薬を飲んで眠っていたため、その時のことはまったくわからないという。
しかし戻ってきた社長は、何故か姉が犯人だと決めつけるような台詞を言う。
が、後の取り調べでは「取り乱してついあんなことを言っただけだ」と何故か誤魔化した。

探偵の主人公は、事件のことを調べるうち、社長が姉妹を幼い頃は平等に可愛がっていたのだが、
大きくなるにつれて姉だけをまるで恐れるかのように避けていたことを知る。
そして気づいた。双子の姉妹はまるで顔が似ていない。
それだけではなく、姉は両親にも似ていないのだ。

本当に姉妹が双子なのかを、二人が産まれた産院に確認しに行く主人公。
医師は間違いなく双子だったと断言したが、妙なことがあったと話す。
実は最初は胎児が一人だったのだが、何故か妊娠六ヶ月の時に突然二人に増えたのだという。
結局その時は、医師の診断ミスだったということで片付けられたが……。

そんな時、今度は妹が車のブレーキを何者かに細工されていたせいで事故に遭い、怪我を負った。
幸い軽傷ですみ、病院のベッドで元気に見舞いにきた姉と話す。
が、社長は姉を睨むと「ちょっと話がある」と病室の外へ連れ出した。

一方、主人公は警察から、社長がかつて殺人事件の容疑者として取調べられていたと教えられる。
被害者は占い師の女性で、事件が起きたのはちょうど胎児が増えた六ヶ月の時。
さらに占い師の写真を見て主人公は驚く。姉妹の姉にそっくりだったのだ。

嫌な予感がした主人公は、大急ぎで妹の入院している病院へ。
しかし病院に着いたとき、すでに社長は姉を屋上から突き落とし、自らも飛び降り大騒ぎになっていた。
社長は重傷を負いながらも助かったが、姉は即死した。

妹が見守る中、社長は主人公と刑事に真相を話す。
件の占い師は浮気相手で結婚を迫られたのだが、
彼は妻が妊娠中で今ショックを与えちゃまずいとそれを断った。

が、彼女は社長を呪術で痛めつけ、自分を裏切ったら奥さんもお腹の子供も殺すと脅してきた。
やむなく彼は占い師を殺してしまったが、彼女は「私は必ず甦る。
そしてあんたとあんたの家族を殺してやるからね」と言い残して死んだ。

その後、医師から胎児が二人に増えたことを知らされたが、その時は彼女の呪いだとは思わなかった。
だが成長していくにつれ姉が占い師そっくりになっていくのを見て彼女が恐ろしくなり、せめて妹だけは
守ろうと彼女を殺した、と。

しかしその時、いきなり妹が豹変して、主人公達が止める間もなく社長の頭にナイフを突き刺した。
驚く二人に妹は話す。

「お父さんの言った通りよ。でもただひとつ違っていたのは、
お腹の中にいるときに本当の子供と魂を交換したの」

つまり姉は体は占い師だが魂は本当の娘のもので、
妹の方が体こそ本当の娘だが魂は占い師だったのだ。
そうして自分は疑いから逃れ別荘から抜け出して妻を殺し、
さらに自作自演で事故に遭い、社長に姉に対する不信感を煽らせて殺させたのだ。
こうして復讐を終えた占い師は「私は静かに眠りたい。さようなら」とつぶやくと倒れる。
彼女は息絶えていた。